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何度かお伝え致しました通り、京急鶴見市場駅近くの鉄道模型店「はやぶさ」が、予定通り9月30日をもって閉店しました。最終日はお客さんも多く賑わっていました。在庫も大物はおおかた片付いたようでした。

中学、高校生の時分、学校帰りにひとしきり店内でぼんやり高嶺の花の鉄道模型を眺めながら思いに耽るのが好きで、殆ど毎日のように通いましたが、最終日となる今日はそんな気分で、矢張りぼんやりと閉店まで店内にとどまってきました。

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最終営業日の夕暮れ時、はやぶさ模型の佇まい。如何にも昭和な看板建築だが確か昭和40年代に改築しているはず。それ以前は2店舗同居の右側がはやぶさだったような気がする

で、最後に頂いたものは、鉄道模型とは縁もゆかりもないサイコロ。何でこんなものがお店にあるのかというと、60年程前の開店当時は模型といっても商品はゴム動力の飛行機や木製のトロッコの様なものの工作キット位なものでアイテムが極めて少なく、何を仕入れて良いか見当がつかず取り敢えず問屋にあったものを入れたのだそうで、在庫を整理をしていたら出てきたのだとか。開店から閉店までずっとお店に留まり、それこそはやぶさの歴史を見てきた記念物なんですね。何だか一番大切なものを頂戴した様な気がしました。

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モノクロセピア調にフォトショしています。はやぶさにずっとずっと在庫していたサイコロ。一番大きいものは瀬戸物 2枚共 2015.9.30撮影

名残惜しくてどうにもならん
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ヘッドマーク付きのEF66 27が来たので新座まで出向いてきました。先日EF66 33の動きを見ているので多少は気が楽。と思いきや、今日も被りそうな外道がやってきました。通過後にEF66は一応撮影出来たものの、今日は外道の方が遥かに大魚でした。たまたまご一緒させて頂いたご同業から教えて頂いたので来ることは分かっていましたが、なにもここでお越しにならなくても・・・。一つの時代の終わりを実感させるその列車を満足に撮影することは出来ませんでしたが、両の目にしっかり焼き付かせて頂きました。お見送りができて良かった。

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ヘッドマーク付きのEF66 27。今年は本当に単回ばかり? でも今日は前向きです。被りそうな列車は無事通過して、一応撮影はしたものの実はこの時点で意気消沈しております

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その被りそうだった列車がこれ。やってもうた(号泣) 先日運転終了した寝台特急北斗星用24系客車の廃車回送でした 2枚共 新座にて 2015.9.29撮影
帰宅途上、そういえば誰も彼もが空を見上げてる中秋の名月。ご近所の親子まで道端で一所懸命写真を撮ったりするのを見ると、自分だってカメラを持っていることに気づいて一緒になってパチリパチリ。あまり上手く撮れてませんが折角なので。
しかし、月も注意深く見ていると場所によって随分違って見えるものです。都内はやはり大気汚染があるのか何となく赤っぽく、家の辺りは僅かに黄色。横須賀辺りまで南下すると青味がかって清々しい輝きになってくるんですね。羨ましいです。

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朧月

Super Moon
シーイングが悪くて輪郭ニラニラですけど手持ちでも撮れる明るい月 2枚共 2015.9.28撮影
試運転を追い掛けるために線路端に出てくるとやはり欲張りたくなるもので・・・。すると合間に小ネタが拾えたりします。また黄色同士の並びもありましたが、見当を外してコントのように撮り損ないのリピートでした。時系列が入り乱れますが画像をいくつかアップします。

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あまり上手く撮れませんでしたが青と黄色の並び。因みに9月28日の黄色同士は県立大学~堀ノ内間でした 金沢文庫にて

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目下の廃車候補No.1。800形8121~編成。あと何ヶ月でしょうか 堀ノ内にて

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珍しくっていう程でもないかも知れませんが本線で憂さ晴らし(??)する鉄の1500形1501~編成。120km/h出さなきゃイイんです。検査や清掃までに新町に戻りゃイイんです 堀ノ内にて

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なんていうのがいるとこんな所で安楽してる奴がいたり・・・。大師線をうろつく1401~編成 京急川崎にて 4枚共 2015.9.28撮影
世の中はシルバーウイークとか何とかで休みが並んだ結果、京急車両の動きも少な目な9月です。暫く話題らしい話題がありませんでしたが漸く京急のニュースがアップできます。

9月28日、京急600形6511~編成の、重要部検査に伴う試運転が行われました。いつもの確認事項、SR式列車無線とWi-Fi APの取付を完了していました。冷房装置の動きはありませんでした。「数病息災・学習帳」の記述は、同編成出場後に改めて確認の上更新する予定です。

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秋分も過ぎて陰も段々厳しくなってきました。また初夏になるまでこの場所はお預けです。逸見を通過する6511~編成の試運転列車 2015.9.28撮影
今日26日は再び遠征してヘッドマーク付きのEF66 33を撮影してきました。東京近郊区間の運賃特例というのは誠に有難いもので、今日も恩恵に与らせて頂きました。
しかし、どういう因果なのか、私は何度撮ってもヘッドマークは後ろの単機回送ばかり。貨物機らしくお荷物を牽いて前向きなヘッドマークが撮りたいものです。

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時系列が前後しますが再び武蔵野線を走るHM付きのEF66 33。危うく武蔵野線の電車に被られるところだった。休日ダイヤの場合(平日は存じません)どうやら新座の1番線から狙うのはリスキーらしい

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副産物その1は家の近所ではなかなか走行シーンを撮れない金太郎。寝ている姿は良く見るんですけどね 東所沢にて

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こちらは副産物その2のEF65白ナンバー機。EH200を引き連れている。他にEF65の原色機も来たが立ち位置が悪くて撮り逃してしまった 新座にて 3枚共 2015.9.26撮影


今日のお題に入る前に、先ず前回からの思いがけない展開について。

その3では他社製品と連結した際の高さの比較をしました。その際も勿論ですが購入時からどうも妻の雨樋(兼キャンバス押え)のラインより不自然に屋根が浮き上がって見え、ずっと気になっていました。これも直さないといけないかなと思いつつ屋根を外したり被せたり。そのうちカチッと小さな音がして屋根が沈み込み、雨樋のラインと較べても違和感のない高さになりました。ということは何等かの理由で本来あるべき姿に組み立てられていなかったことになり、採寸や他社製品との比較が無意味だったことになります。お騒がせ致しまして誠に申し訳ございませんでした。ということで、トラムウェイ製品だけですが改めて並べてみました。それが次の画像。

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再び他社製品との比較。左がトラムウェイのオハフ33。右が本製品。前回の比較画像と較べマニ60の屋根が低くなっているのがわかる

屋根は良くなりましたが、まだマニ60の背が高く編成にしても突出して見えることに変わりはありません。矢張り何とかしたくなり、思案の結果車体全体を0.5mm程下げてみることにしました。日本精密模型様には申し訳ないのですが、スケールよりも若干背が低めな他社製品に足並みを揃えることを優先しました。

ボルスターを加工して車高を下げるのが理想的に思えますが、そこで問題となるのは特殊な造りのボルスターです。改めて見直しましょう。台車と車体の取り合いですが、台車側のセンターピン部分には小さなおへそがあり、床板側の突起に嵌り込み、ここでセンターが決められているようです。床板の突起の方が心持ち長く、突起部分以外が車体に擦れることはありません。しかし、ここに0.5mmという隙間はなく突起を削ったところで稼げることはなさそうです。台車側の上面はそもそも厚みが0.5mm程しかなく、ここを削るのは土台が無理なお話し。他の手段を考えないといけません。

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台車と床板のボルスター部分を見る。台車側には小さな凹みそして床板の対応箇所には小さな突起。ここが組み合わさることにより台車のセンターが決まっているらしい

台車を完全に分解しでみましたが、安直に車高を下げられそうな場所は見当たりません。結局ボルスターそのものを切り詰めてしまうのが一番に思え、一気呵成にやっつけてしまうことにしました。

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台車を分解。車高を下げるためにはボルスターを弄るよりないようだ

下の画像をご覧の通り、ボルスターの軸部を糸鋸で切断してしまいます。ピラニアンなどが使えれば楽なのですが、両側に突起があるため糸鋸を使わざるをえません。汚い切り方ですがこれはわざとやっています。切断に使用する糸鋸の刃は幅が0.25mmあります。つまり一度切ってそのまま接着し直せばおよそ0.25mm寸法が詰まることになります。そのまま着け直すので断面が整っていない方が位置決めし易いわけですね。そして、接着剤が固まったところでもう一度適当に切断し、再びそのまま接着し直します。2回繰り返したので都合0.5mm位詰まります。接着剤はクレオスのMr.セメントSを使用しました。接着強度が非常に心配でしたが、今の所問題は起こっていません。マニ60の取説には材質はABSとありますが、Mr.セメントSにはABSの接着によく使うメチルエチルケトンが含まれているので何とかなるだろうと判断しました。

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ボルスターの付け根の円筒部分を糸鋸でテキトーに切断しそのまま接着。充分な乾燥を待って再び切断と接着

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左はオリジナル、右は約0.5mm高さを切り詰めたボルスター

これに付帯して台車と干渉する床板の中梁を切除する必要があります。スケール感を意識して再現された中梁だろうと思いますが、これは車高を詰めないにしても台車のブレーキ梁と干渉して台車の動きを妨げる厄介者です。快適な運転を期待するならどのみち切り取ってしまった方が良さそうです。
このほか台車集電板の上端も0.5mm切り詰めておきます。が、ここで失敗をやらかしました。それは後述。

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台枠の中梁の両端を切断。何となく段差のあるところで切ったがここではまだ不十分で後に断面を斜めに落とさないと台車との干渉を十分に回避できなかった。いっそ終端の横梁より先を切り落としてしまった方が良いかも知れない

この改造の序でに、フランジが薄くゲージが狭いことからポイント等の走行に問題があった車輪をKATOのスポーク車輪と交換しました。KATO車輪の出処は、予備でストックしていたTR47から拝借したものです。前回車軸の長さも測ったのはこのためでした。

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車輪をKATO製品と交換してみた。ピッタリ、しかも良く転がる

各部を再び組み立てて、もう一度他車製品と並べてみました。シャコタン作戦は功を奏し、違和感は大きく改善されたように思います。これでダメな場合は屋根板も0.3~0.5mmくらい下げないといけないかなと思っていましたが、どうやらその必要はないようです。

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左はトラムウェイのオハフ33。右が車高を下げたマニ60。屋根のラインは概ね揃った

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左はKATOのスハ43。右が車高を下げたマニ60。KATOの屋根が薄いのはKATO製品の癖だが、極端な差がなくなり雨樋のラインもだいたい揃って見えるようになった
画像9枚全て 2015.9.24撮影


さてさて、後回しにした大失敗とは・・・。
台車の集電板を0.5mm切り詰めたということを書きましたが、この辺りの構造上、つまり床板側の弾性を帯びた集電板と安定して接触しさえすれば良かろうという積りで正確な採寸をしませんでした。その結果僅かに削り過ぎたようです。そして、起こった現象は酷いローリング。なにしろセンターピンは台車と床板との小突起だけの接触で、ということは両側がしっかり保持されていないと車体がふらふらになってしまう訳ですね。改造前は集電板が側受の役を担っていたのかも知れません。新たに側受を作ってそちらで支持されるようにしないといけないのかな。
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先に白状してしまうと、真の目的は写真展の方で、日本丸の総帆展帆を狙った訳ではありませんでした。そもそも帆が広がったいつもとは違う姿の船に、暫くは気がついていなかったというお粗末。故に記事のタイトルも本当はひっくり返らないといけませんね。

というわけでシルバーウイークの最終日、横浜みなとみらい地区の日本丸メモリアルパークで9月18日より23日まで開催された「波涛(はとう)を越えて」という写真展へ行ってきました。

「波涛を越えて」は毎年開催されているもので、様々な船に乗り組む方々によって撮影された、世界各地の海にまつわる写真を紹介しているミニ写真展です。昨年までは山下公園が会場になっていましたが、今年は日本丸メモリアルパークでの開催となりました。写真は日本丸を背景に見るように取囲んで展示され、折しも総帆展帆の作業進行を垣間見ながら眺めることが出来た七つの海の風景は夢が膨らみ心も弾むものでした。

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やってきました日本丸。来たからにはワンショットくらいは船の画を撮っておこう・・・・このときまだ総帆展帆に気づかず、しかも直前まであった満船飾まで撮り逃してるという体たらく。少し待っていたら陽が出て美しかっただろうに

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こちら会場の写真展ポスター

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いつもと違う「特別」な日本丸の姿をバックに展示された写真を観る

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総帆展帆も佳境を過ぎてゆっくりと帆が畳まれていく 4枚共 2015.9.23撮影
先日変ブログで取り上げました1500形の統一広告に看過され、羽田空港国際線ターミナル駅で「日台縦断! 鉄道スタンプラリー」の台紙を頂いてきました。

台紙といってもただの紙切れではなく、A5版表紙込みで20ページにもなる豪華版。台紙ページに加え、日台両国スタンプ対象ポイントに係る簡単な路線図や見所などに触れた観光案内も掲載され、なかなか力の籠った内容となっています。スタンプラリーに参加するかどうかは別にしてコレクションしても良さそうな一品(大袈裟かな??)になっていて驚きました。

参考までに京急の場合、羽田空港国際線ターミナル駅での台紙配布は、到着ロビー階(蒲田方面の改札階)、改札外の京急ツーリストインフォメーションセンターで、スタンプは改札内の改札口を入って右側にあり、同じく三浦海岸駅は改札窓口での配布、スタンプは改札外出て右手方向にありました。

あとは台湾で三ヶ所押せばOKって、何となく台湾一周コース!! そちらのハードルが結構高いですね。できるかな・・・

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頂いてきた「日台縦断! 鉄道スタンプラリー」の台紙。スタンプを押すページの左が日本側で上左から西武秩父、本川越、東京、羽田空港国際線ターミナル、三浦海岸の各駅。右ページは台湾側で上左から臺北、新竹、臺中、嘉義、花蓮の各站。台湾側をコンプリートしようとすると微妙に難しそう 2015.9.22撮影
20日は折角良い時間にEF66 27が来ていたのに、すっかり情弱をかまして撮り逃がしてしまいました。悶々と夜な夜なごそごそ・・・。夜なべ仕事なんていうと鉄道模型でも弄っているみたいですが、今夜のはそういうのではありません。

我が仕事場兼居室のカーペットの上にいつの間にか奇妙な黒い物体が落ちていて、踏ん付けたりして痛い思いをしておりました。えいクソと思いながらゴミ箱へ。そして少し経つとまた落ちてるいるので踏ん付けてゴミ箱へ。そしてまた少し経つと・・・以下同文。暫くはこの物体が何だか分からなかったのですが、数日前、突然椅子のキャスターがガリッと音をたてて引っ掛かりました。見れば心当たりのある形の合成樹脂の破片が散らばっていました。デカくて重たい椅子を寝転がしてみると、成程キャスターはボロボロになっていて触っただけでも破片がパラパラ落ちるという始末でした。

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度々床に落ちていた奇妙な物体。何かの破片のようだが暫く正体がわからなかった

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正体はこいつ。経年劣化でひび割れが入りボロボロになったキャスター

この椅子、Giroflex(ジロフレックス)64という品物で2004年頃に購入し、以来愛用しているものなのですが流石に10年経つとガタもくるものなのですね。どうしたものかとネットをググってみたら、この種のキャスターってのは規格があるようで、軸の径が合えばどこのメーカーのものでも交換できることが分かりました。というわけで速攻、Amazonでポチ。いつも通りの大柄な箱が到着しました。

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19日にポチ、20日にピンポ~ン。順当に大きな箱が届く

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ガサゴソと梱包を解いて中身をチェック。ガサツにぱらっと出した画を撮っていますが実際はビニール袋にきちんと包装されています。念のため・・・

玄関先に放置した件の箱を、何を思ったか夜更けになって突然開封、交換作業は始まったのでした。古いキャスターはバネの効いたCリングが付いていて穴に押し込まれているだけですので、マイナスドライバーでこじれば引き抜くことが出来ます。そして新しいキャスターを差し込めばOK。とても簡単な作業であっという間に終わりました。新しいキャスターは今のところなかなか転がりが良く大変に満足です。
参考までに、新たに購入したキャスターはSANWA SUPPLYのもので取付部の軸径が11mm、軸長が26mmです。Giroflex(ジロフレックス)にはこのサイズがぴったりのようです。軸長は多少短いものでも問題なく付きそうに思えましたが、交換は皆様の自己責任で・・・・。

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隙間にマイナスドライバーをあてがって抉れば抜けてくる

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新しいキャスターを押し込めばあっという間に交換完了。意外と簡単でした
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