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室内灯を取り付けて暫く経った天賞堂製のJNR151系は、その後ヘッドマークを取り付けたり、レール塗油器と化して始末の悪いオイルサーディンな動力台車を全て分解、不気味な赤っぽい油を拭い取ってタミヤのセラミックグリスに入替える作業など、少しずつ手を入れて、段々自分のモノにしてきました。そろそろインレタなんぞを打ってみようかと思い始め、車号も決ようかと考えていました。
一応模型のプロトタイプは、20系として製造されたこだま号のオープニングスタッフを含んだ編成なので、特1~6編成の何れかになります。しかしながら、余計な事をしてくれるというかなんというか、連結面の標記には「川崎車輛」なんて書かれていますので、自ずと車号は同社製の1(モハの1両は11)か2(同12)しか選べません。製品に付属されているチャンピオンマークなんて「価格に含まれるし、しっかり頂いちゃうんだけど、これ使っちゃダメよ」てことなのでしょうかね。

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製品の連結面の標記。「川崎車輛」って。細かすぎる表記は却ってダウトを生むきっかけになるので程々にしておいて欲しいなあ・・・。メーカー「天賞堂」、所属「天フラ」でいいよもう・・・

更に、クロ151は車号の偶奇で区分室の色調を分けられていたのが良く知られるところですが、本模型を見るとシートがスカーレット、壁がウグイス色になっているので、このままではファーストナンバーにするよりなくなってしまいます。ブログ主は何しろ天邪鬼なので「だったら車号は2にしてやろうじゃないか」と、クロ151の車内の色調変更に挑むことにしました。
それで、偶数車の色調はというと、シートがゴールデンブラウン、壁が茶色、床が臙脂色ということです。雑誌などにカラー写真が掲載されることが多い奇数車に較べて偶数車の写真はなかなかお目に掛かれることがなく、その実際の色がイメージし難かったのですが、どうにか巡り合った写真から見当をつけました。シートのゴールデンブラウンというのは、その名から連想する茶色ではなく、直訳した日本の伝統色でいう「金茶色」でもなく、もっと黄色っぽい色であることが分かりました。また、壁の茶色はローズウッドのようなこげ茶色の様です。色変えのビフォーアフターをサクッと掲載します。

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車体と床板を分解した様子

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その区分室部分。シートが赤、壁がウグイス色になっている製品のオリジナルな色調。床は実物は紺色の様だが製品は塗り分けを省略している。全体的にマスキングは雑だが流石は中国製。量産品でこんなものを良く塗り分けると思う

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色を変えた区分室

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別の角度から

塗料はタミヤのエナメルを使用し、それぞれ調色し全て刷毛塗りです。シートの色は、実物写真に依るとどうも布地が草臥れた様な冴えない感じですので、これはアレンジして赤みを強くして「金茶色」っぼくしてみました。実物はもこもこした布地の様ですが、ビロードっぽい艶やかな感じにしようとして銅色を混ぜたところ、メタリックが強すぎて黄金の●座の様になってしまいました。壁面も銀糸が入った布地とのことなのでメタリックっぽくしてあります。床の臙脂色は車体の赤2号より渋くと思いましたが、塗ってみると大差ありませんでした。おじさんのポマードっぽい昭和の香りに出来上がったかどうか。

序でながら、室内灯を入れるとやけに白っぽく見え、編成の中でも妙に浮いた感じになってしまう開放室の方も、通路を臙脂色にしてアクセントをつけてみました。床板はビス頭や台車センターピンの穴が目立ってあまり気持ちよくないのと、シートが接着されてしまっているので、マスキングがし難いことから、絨毯部分のみ0.2tのブラシートを101×9mmに切り出し、それを塗装し床板にはゴム系接着剤で軽く留めてあります。白っぽいのを何とかと言いながら、シートのひじ掛けは白を差してしまったので一層白くなっています。

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真っ白々で味気ない開放室のインテリア。ビスなどの穴も目立つが、実はビスと台車センターピンの大穴は前後対称になっていて、座席の向きをそっくり反対向きにすることが出来る

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通路部分に臙脂色に塗装したプラシートを追加し少しだけ彩を与える。ひじ掛けには白色を差す

余談ながら、5枚目の画像に注目。車体の給仕室と便所の窓縁にグレーを差してみました。老眼には効果がない様に見えましたが撮影してみると結構いい感じです。この調子で編成全車の窓にも色差ししてみようかな・・・なんて考えていたのですが事件発生です。このクロ151ですが、組み立てたところキャブ上の前灯が点かなくなってしまいました。その辺りは弄ってないし、ライト下の接点迄は電気が来てるし・・・・気分が凹みます。
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KATO HOの国鉄キハ81天賞堂の国鉄151系と、LEDテープを使用した室内灯点灯化の作例をご紹介してきましたが、この際ですからもう一つの代表的な鉄道模型メーカー、TOMIX製品の場合にも触れておきたいと思います。

TOMIX製品の純正室内灯は、KATO HOでも同じようなものですが、元々はNゲージ用に製造された室内灯ユニットを2個使う様になっています。大雑把に分けて、インテリアの上に載せる様にセットする旧式と、車体の天井部に屋根板を一旦外して落とし込む現行品のタイプがあります。

旧製品の例として国鉄スロ62の画像を下に載せますが、LEDテープを貼ったプラ板をインテリアと一体に扱う事が出来るので比較的配線が楽でした。実はこのスロ62はブログ主が初めてLEDテープを使用して点灯化した車で、お試しに集電不良によるちらつきを軽減させようと10μFのケミコンをパラってありますが、この程度の容量では目立った効果がありません。

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インテリアに室内灯ユニットを載せる旧タイプの例。一応セロテープで仮止めしていたが経年劣化で剥がれている。特に影響なく必要もなさそう

現行品は、たまたま買い増したばかりの国鉄サロ153を作例にしますが、ここでは特に室内灯ユニットの製作について画像を(無意味に??)多目に挿みながらご紹介してみようと思います。
ベースにするプラ板はここでは1.2mm、スペーサーとして2mmの角棒を使用しています。加工寸法は図の通りですが、サムネイルですので、クリックして拡大してご覧ください。床板側から給電する接点とブリッジダイオード等を付ける方が 【親】、それらを付けず、 【親】から送り配線する方を 【子】 としておきます。

TOMIX_illumi.jpg

以下、電気工作の様子を順に載せます。使用部品のうち抵抗器は明るさ調整用で、前の記事でも触れていますがブログ主が使用しているカツミ製PWMのパワーパックは、パルスのピーク電圧がかなり高い様で、点灯させると明るくなり過ぎるので回路にシリースに挿入しています。使用するパワーパックに依っては必要ないかも知れません。また、2本あるのは手持ちのジャンクパーツから求める抵抗値を得るためです。

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【親】 に使用する電気部品。上からLEDテープ、ブリッジダイオード、抵抗器。【子】 はLEDテープのみ

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パーツをハンダ付けした様子

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次の作業に備え抵抗器の足を曲げておく

床板と電気的に接続するための電極を0.5mmリン青銅線で作ります。寸法はカッティングマットの目盛から見当をつけて頂けたらと思います。曲げたリン青銅線をベースに通してしっかり曲げぐらつかない様に固定し、付け根から17mmのところで内側に直角に曲げておきます。

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リン青銅線を曲げて電極部材を用意

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穴あけ加工したベースにリン青銅線を通し曲げて固定

ベースにLEDテープを貼り付け、抵抗器の足と電極をハンダ付けします。プラ材を溶かさない様、手早くハンダ付けすることが肝要です。これで 【親】 の室内灯ユニットはほぼ出来上がりです。【子】 の方はテープLEDを貼り付けるだけです。

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電極回りの配線が終わった 【親】 ユニット

一方床板側の電極は、【親】 ユニットを載せる側を車端に向かって曲げておきます。

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室内灯ユニット側の電極に接触する様、角度を残しながら床板の電極を曲げる

出来上がった室内灯ユニットを上から車体に落とし込み、銅線を用いてLEDテープの+と-を 【親】から 【子】 ユニットに送り配線します。実際にはユニットを車体に載せて銅線の長さを曲げて決め、ユニットを車体から一旦外してハンダ付けする方が、コテの熱で車体を傷めることなく、また作業もやり易いかと思います。配線後は通電して正常に点灯することを確認した後、車体を組み立て直して出来上がりです。

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室内灯ユニットを車体に取り付ける。左が 【親】 で中央部の細い銅線2本が 【子】 への送り配線

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車内側から室内灯ユニットの様子を見る

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完成!! 点灯状態を見る

この作例も、天賞堂の国鉄151系と同様に、車体側の加工をしない様にしたので仕方ないのですが、室内灯ユニットの位置やインテリアの仕切りが高いことから、車掌室部分の窓が真っ暗なのはちょっと残念でした。
先般、買っちまった天賞堂のJNR151系フルセットですが、購入してから碌に手を付けず放ったらかしていました。あれやこれやの用事が片付き、先行させたKATO HOのキハ81の室内灯点灯化も終わり、やっと順番が回ってきた格好ですが、先ず手始めに室内灯の点灯化に着手しました。

元々この製品には、天賞堂純正のLED室内灯ユニットを使う様に設計されていて、それはビス2本で簡単に取り付けられるようになっています。ただし、ちょっとイケてないところがあり、純正室内灯は元々は旧型客車に適する仕様になっているらしく、先ず長さが客車の客室部分だけを照らす分しかないので車端部が暗くなり、またLEDの数が7個と少なめです。
試しに手持ちの旧型客車から外してきた純正室内灯を取り付けてみました。外してきたのが電球色ですので、本来の状態になりませんが、あらかたの感じは掴めるだろうという判断です。次の画像はその様子です。

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天賞堂純正の室内灯ユニットをサハ150に取り付けたところ。室内灯に付属する黒いタッピングビス2本で簡単に取り付けられる

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試しに取付けた室内灯ユニットは電球色なので色味や全体の明るさは参考にならないものの車端部には光が回らず薄暗くなってしまう

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151系は屋根が浅めなせいか横から見ると室内灯ユニットの光点が直接見えてしまう。元々旧型客車を意識したと思われる室内灯ユニットでは、電車には似つかわしくない古びた雰囲気

ということで、ブログ主はこれには満足できず、先に工作したKATO HOのキハ81と同じく、LEDテープを使用して室内灯ユニットを自作することにしました。それに際しては車体側は一切加工しないという縛りを設定しました。

フルセット全ての車体をばらして、電気接点の位置等、室内灯に関係する個所を採寸し、更に天賞堂の室内灯ユニットの接点形状も参考にしながら、次の図の様にベースにする1tのプラシートの寸法決めをしました。サムネイルを貼ってありますので拡大してご覧ください。

Tenshodo_JNR151_illumi.jpg

ここで使用するLEDテープは弊ブログの「KATO HO キハ81の室内灯 LEDテープ使用」でご紹介したものです。その構造上の特徴で1回路分のブロックの長さが5cmになっています。21m級のキハの場合は模型の全長が250mmを大きく上回り、内部も5ブロック25cmが難なく入りましたが、こちらの電車は内部の長さが244mmで、そのままではギリギリ入りません。そこで、LEDテープの途中から給電する様に配線して、両端はやや短く基板を切り落として対処しました。細かい工作の説明は省きますが、完成した室内灯ユニットは以下の様になっています。

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取付穴や端部の電気接点は天賞堂の室内灯ユニットを参考にした。これは中間車用で全長は244mm。端から端までLEDテープを貼る。基板には取付用のビス穴を開けるがLEDや抵抗器の素子を避ける位置決めには苦労した

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LEDテープ5ブロックを入れるには長さがギリギリ。そこでテープの途中にブリッジダイオードを取付て給電する。基板表面の白いコーティングは意外と丈夫でこの様な配線でも絶縁は保たれている

そしてこの自作室内灯ユニットを車体に仕込みます。

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車体にはM2×4程度のビスで取付。車体側のビス穴はやや大きく強く締めると抜けてしまいそう

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点灯させた様子。当たり前だが車端までしっかり照明される。光源ムラが少ないのはLEDテープの特徴

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ローアングルで見る。やはり光源は見えてしまうが灯数が多く見える分近代的!?

明かり自体はなかなか良い感じに出来上がりました。

しかしです。この製品はお値段が張る割には細かい所で苦労するんです。これはどう対処したものか・・・。

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何とも白っぽいプラを使用したこの製品。嫌な予感はしたのだけれど鮮やかに的中してしまった・・・光が透けとる!!
ブログ主の鉄道模型は先日来2形式の国鉄特急型が錯綜していますが、本件はKATOのキハ81の続きの工作で、LEDテープを使った室内灯の点灯化です。

LEDテープというのは、数ミリから1cm程度の幅に切られた細長いフレキシブル基板に等間隔にチップLEDを配置し、基板の裏には両面テープが貼られていて、あたかもテープを貼るような感覚で手軽にLEDイルミネーションが設置出来るというものです。

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LEDテープの例

ブログ主がいつも使っている画像のLEDテープは「草心デジタル有限会社」というところの「鉄道模型 室内灯向け 8mm幅」という製品で、この用途に適するよう制限抵抗値を高めにして輝度を控えめにしてあるものです。電球色については光色が微妙な感じがしますが、白色は青みが強くなく蛍光灯っぽくて気に入っているのと、何よりお値段がリーズナブルで、いつも購入している5m巻きが税込みで5,140円(記事のアップ時点)と設定されています。仮にHOの車両1両に20cm使ったとして1両当たりのLEDテープ代が約206円、Nゲージに10cm使うとすれば約103円で済みます。実際にはこのほかブリッジダイオードや配線材料のお金が掛かりますが、メーカー純正やサードパーティー製品と比べると非常にお手軽なお値段かと思います。

この製品は12V用で、長さ5cm当たりチップLED3個と電流制限用の抵抗器が直列に接続され、それを1ブロックとして、5cm毎にカットして使えるものです。この仕様から鉄道模型に使う場合のメリット・デメリットが生じます。

メリットとしては、
1. 前述の様に非常にリーズナブル
2. チップLEDの間隔が約16.5mm程度でほぼ明るさが均一になる
3. LEDが3個直列になっているので制限抵抗の端子電圧が低く発熱がとても少ない
4. LEDの個数の割に電流が少ない

デメリットとして、
1. LEDが3個直列なので電圧が9V以上にならないと点灯しない
2. メーカー純正品の様にポン付けできず、電気配線や車両の加工が必要になる

といったところでしょうか。デメリットに上げた点灯電圧の問題はかなり大きな欠点で、平滑された“純直流”のパワーパックでは、車両運転中は点灯する機会が少ないかと思います。ただ、DCC環境や、PWMのコントローラーなら充分実用になります。ブログ主はカツミのKY-300PWM(生産終了品)というパワーパックを使っているので問題ないのですが、悲しいことに出向く運転会ではPWMのパワーパックが無く室内灯が光りません。

前段が長くなりましたが本題です。

LEDテープをKATO HOの車両に仕込む場合、ちょっと問題になるのは車両側に通電用の金具が付属されない事です。それ用の金具は室内灯ユニットに含まれているのですね。なので、その金具を作らなければなりませんが、KATOの金具は形が複雑なのと、立ち上がりが車体中央部になるのでLEDテープの場合は配線の取り回しが不合理になります。そこで、0.5mmのリン青銅線をクネクネ曲げて車端に近いトイレ等の仕切り部に導電部材をでっち上げています。インテリア裏のリン青銅線はしっかり曲げて反発力を弱くしないと上手く組み立たない場合がありますので要注意です。

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インテリアに4箇所の小穴を開け適当に曲げたリン青銅線を設置。画像左、上部がライトユニットの接点に接触し、画像右、裏の曲げたリン青銅線が床板の板ウエイトに接触し回路を構成する

次に室内灯ユニットです。LEDテープは車体の裏側に直接貼ることも出来るかと思いますが、配線やメンテナンスのし易さを考慮して、幅11mmに切った1.2t(1.0t)程度のプラ板に貼りライトユニットに仕立ててあります。
今回のキハ81の場合は3ブロック15cmを使用し、前後進どちらの極性でも点灯する様、必ずブリッジダイオードを使用します。このダイオードも先の草心デジタルで購入したものです。上にある抵抗器は明るさを調整する為に挿入したもので、このLEDテープをブログ主が使っているパワーパックで点灯させると、明る過ぎて車体が透ける程になるので、更に電流を抑えて程良い明るさに調整しています。概ねですが1ブロック当たり3mA程度まで絞れる様、ブロック数に応じて抵抗値をコントロールしています。その抵抗器の足と反対側のリン青銅線が、組み立てた際に床板インテリア側の接点に接触することになります。

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プラ板をベースに作った室内灯ユニット。一端にブリッジダイオードと明るさを調節するための抵抗器を配線。リン青銅線はケチって端切れを使った結果長さが足りずみっともない事態に・・・

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車体に取り付けた様子。一端はデッキの仕切りで保持。反対側は床板インテリアの仕切りで支えられるが一応両面テープで貼り付け

そして接点を調整しながら組み立てて作業終了。
室内灯が点くと模型が生き生きしてとても気持ちがよろしいです。

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室内灯点灯化工事完了 2枚目を除き 2019.5.27撮影
弊ブログには珍しくNゲージです。

先般大枚を叩いたHOゲージの国鉄151系フルセットですが、ずっと以前に自分がNゲージに染まっていた頃、積水金属の181系からでっち上げた同じ編成があったことを思い出し、また納戸から発掘してきました。

こちらの方はどれほど前に揃えたのか忘れてしまいましたが、ブック型のケースを開いて先ずびっくり。蓋の方にビニール製のポケットがありますが、それが加水分解してベトベトになり、車両がくっつきシルク印刷の窓回りが溶けてしまっていました。青いスポンジはカチカチに硬くなっているだけでしたが、この種の入れ物は要注意ですね。現行品は将来大丈夫なのでしょうか。

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変なアングルで済みません。Nゲージで揃えてみた国鉄151系の豪華12両編成。残念ながらケースの一部がベトベトに変質してクハ151の塗装が痛み、窓回りの赤2号が剥がれクリーム色の部分も光沢がおかしい

改造の元にした製品は極初期の181系でカプラーは皆アーノルド、ラインナップもいい加減で、モロ180は無くサロ181で代用ということになっていました。当然パーラーカーもモハシもありませんでした。ただ、サシはその頃新発売になった485系の車体を流用したサシ181が発売されたのでそれを使用してあります。
作例にもならない様な駄作ですので説明しても仕方ないと思いますが、鍵になった車だけ撮影してみました。

先ずはとても苦労したクロ151とモハシ150です。
クロはクハのドア部分を切り継ぎ移設、窓は一旦くり抜いて間柱を立て直してあります。天地が少し足りない様に思いますが、車体の構造からこれ以上広げられなかったかと思います。窓ガラスは透明プラ板から切り抜いて嵌め込んであります。車内に電子機器がありますが、確かトンネルモケイだったかの汽笛を仕組んであります。起動電圧の印加時、それから床下にリードスイッチが仕込んであり、レール側にセットした磁石の上を通過すると鳴る仕組みでした。ただ、折角窓が大きなパーラーカーにこんなものを仕込むなんて勿体ない。ブログ主はどうかしてましたね。
モハシもドア部分の移設と窓の開け直しをしてあります。車端の窓割からパンタ付きの車を改造し、屋根上は全面的に配置を直しました。床下は元のままで主制御器も主抵抗器もそのままです。

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窓割を大きく変えたクロ151とモハシ150

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連結面側のトイレ付近を切り継いだクハ151とモハシ150の反対側

クハ151は、元々の製品がクハ181の50番台、つまりクロからの改造車をプロトタイプにしていて全長が短く、特に便洗辺りの寸法が寸詰まりでした。そこでモハだったかサハだったか忘れましたが、他の車体から当該部分を切継ぎ加工しました。その部分だけ塗装を直しましたが、積水金属の色と当時のタカラの塗料の色が合いませんでした。

1等車は、前述の様に製品ラインナップが揃っていないのでちょっと面倒でしたが、ビジネスデスク付近の違いを作り分けてあります。回送運転台の窓もサロ151以外は別の車体から持ってきた妻面を移植しました。

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1等車はビジネスデスク辺りの窓と妻面を作り分け

全ての車の窓縁はハンブロールから調合した艶消しのグレー又は銀色を挿してあります。カワイモデルの製品の様な華やかさを意識して作業していました。とても手間が掛かりましたが、グレーがとても映えて出来栄えは大変気に入っています。

尚、クロについては、後にクロハ181が製品化され、そちらも購入したもののロクに走らせず、何故か切り継ぎの痕跡も悲惨なこちらがセットの中です。

やはり苦労した方が愛着があるんですよ。
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