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年末からの風邪が響いいたのか外出すると調子を崩すので、やんごとなき用事が出来ない限り引き篭もりと決め込むブログ主のお正月、お外がダメならオタクに徹するよりないと久々の模型工作に興じております。

お題は、何故か暮れに届いていた得体の知れない荷物です。得体が知れないとはいっても、それは Joshin web で発売前予約商品をポチしておきながら、自分が忘れてしまっていただけの鉄道模型キットでした。

品物はMAXモデルという模型屋さんのマロネフ37550 (マロネフ29 11)という製品で、兼ねてより寝台特急「あさかぜ」の最後尾に欲しいなと思っていた三軸ボギーの2等寝台車です。
キットは車体のみの基本的なパーツが入っており、構成は下の画像の様になっています。台車のほか手摺などのディテールアップパーツはあらかた別途調達です。

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キットの全パーツ。左のガラスは同じ透明ランナーパーツが5枚。必要な窓ガラスを選んで使用するので、多分大量に余る

特筆するところが特にない平凡なキットかなと思ったらそうでもありませんでした。下の画像の幅が狭い2連窓の部分は車掌室で、実物はここの窓が落とし込みの下降窓になっていて隣の客室窓とは構造と見た目が違うのですが、このキットはきちんと違いが表現されています。ただ、ご覧の通りよく見ないと分からない程度なのがちょっと残念です。もっと誇張されていても面白かったかなとは思います。それから、車体裾の下面にあたる部分にもリベットや台枠の梁が表現されているのには驚きました。最初はなんか裾がざらざらしていてバリか何かなのかと思っていました。

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右のやや幅が狭い2連窓は車掌室で、落とし込みの窓は隣の客室部分の上昇窓とは造りが違い窓枠上部の形が異なる。違いが分かりにくいのは残念。車体裾にもリベットや横梁の段差が表現されているのには恐れ入った

床板のディテールは梁は表現されるものの、配管配線やブレーキ梃子類の表現は全くなく、細密なのか大雑把なのかよくわからない感じになっています。定石でKATOの35系客車の物にコンバートしようかと思いましたが、日光モデルの3軸ボギーでは全輪集電にし難く、KATOにするメリットはなさそうなので今回はこのまま使用することにしました。

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床板と床下機器などのランナーパーツ。今回のマロネフ37550の場合は水タンクがキットの物とは異なっていてエコー等の別パーツを用意しなければならない

屋根は所謂モニタールーフで、凸形の各面が別パーツで構成されそれぞれを組み立てる様になっています。各パーツの取り合いは良くきっちりと組み立てられました。が、上屋根は側面の目立つところにランナーと繋がるゲートがあって切り取りに気を遣います。粗忽なブログ主は案の定1ケ所整形し損なって、補修に手間を掛けなければならなくなりました。

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屋根関係のランナーパーツ。上屋根のランナーはゲートが屋根の側面にあって切り取りには注意が必要。丁寧に整形しないと後々目立つ

組み立てそのものは、まあプラのキットを組んだ経験がある方でしたら殆ど苦になるところは無いのではという程、スムーズに組めました。ブログ主の例では最後にお見せする画像の段階迄で1時間半程でした。ですが、先にも述べた様に屋根板の整形に失敗し、カッターの刃が深く入ってしまい欠損部分を生じてしまいましたので、今回はその補修の様子を4コマ画像で・・・。

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やってもうた!! ゲートの切り落とし後の整形に失敗しカッターの刃が深く入ってしまった

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仕方ないので補修作業にかかる。先ずはマスキングテープを表面に貼って樹脂盛りの準備

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ランナーをこそぎ取る等して細かな樹脂片を今回は耳かき3杯位用意、溶剤系の接着剤に溶かしてネトネトのパテ様の樹脂を作り、補修箇所に盛り付ける

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硬化後にヤスリ等で丁寧に修正。元の樹脂より密度が低くかなり柔らかいので力加減に注意が必要。矢印の付近が修正箇所。どうせ隠蔽力が高いスエード調塗料で仕上げる積りなのでこんなところでいいか・・・

そんなこんなもありましたが、素組だったらこんなものかなという段階まで出来上がりました。後は手摺や縦樋、貫通扉や幌、テールライトのディテールを加えれば外見は出来上がるかなという感じです。

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キットにあるパーツは全部組めたかなという状態。今後はディテールの追加と、室内灯などの整備、そして塗装・・・ 9枚共 2019.1.2撮影
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北千住にある16番の真鍮製キットでお馴染みのフジモデルが店舗共々移転するそうです。新店舗も最寄りは同じJR、TX、東武、東京メトロの北千住駅ですが、方角は真反対になるようです。お店で頂いたチラシをスキャンしましたのでご覧ください。

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鉄道模型の記事をもう一本。マニ74の加工で勢いづいたのか、兼ねてから壊れてしまい気になっていたカツミのN電も修理することにしました。

この模型は1980年前後だったかに発売され、趣のある美しい塗装、座席や吊り革などのインテリアも充実した当時としては画期的とも言えそうな意欲作でした。それが見せたいのか、この模型はモニタールーフの屋根が外せるようになっていて上から車内を覗けるのですが、ある日突然!! 屋根が外れて固定出来なくなってしまいました。走らせればカーブで屋根を振り落とすことになるので以来ずっと置物になったままでした。

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屋根が固定できなくなり飾り棚に置きっ放しだったカツミのN電。古い模型だがインテリアが充実している。屋根裏の留め金は半田付けが良くなく銀色っぽい線の所だけしか付いていなかった

これは屋根の裏にある留め金の半田付けが外れてしまっているのがいけないのですが、ここの半田付けが見事な天ぷらで縁が僅かに付いているだけだったのですね。半田付けをやり直すことになりますが、塗装された部材ですから表面の塗装を焦がさないように気をつけないといけません。というわけでコテ先を良く手入れして強熱で短時間に半田付けを済ませるように頑張り、付け終えたら即座に水を潜らせて完了です。見栄えは悪いですが腕も悪いので仕方ありません。でも今度はしっかりついてます。

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半田付けをやり直し。見た目は良くないが今度は面で付いている

この模型はもう一点直さなければならない所があります。それはヘッドライトの球切れです。4輪単車はどうしても集電が安定しないのでついつい電圧を上げ気味にして、勢いで停まらない様に乗り切る走り方になり勝ちです。そうするとライト類には宜しくなく、この模型も例に漏れずヘッドライトは早くから点かなくなってしまい、どうせ直しても直ぐに切れるからと放置したままでした。今日は折角触ったので、こちらもLEDに置き換えて修理することにしました。集電の良くない車両はLEDを用いると、後のライトが忙しなく点滅するという問題もあるのですが切れてしまうよりはマシです。

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ヘッドライトの麦球を取り出すにはデッキの手摺を下に抜きライトケースの蓋を外す必要がある。ダッシュボードはなんと爪をおひねりして固定。ブリキのおもちゃを見ているよう・・・

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外した麦球はフィラメントが蒸発して真っ黒。ダイオードは大柄で古風な製品

構造を見ると床板に当たる部分はプリント基板になっていて、そこにダイオードが載りライトのリード線も基板に繋がります。LED化はこのダイオードを抵抗器に、麦球をLEDに置き換えれば良く基板は加工せずとも済みます。ただしライトケースは奥行きがなく砲弾型のLEDはレンズを前に向けて入れることは不可能です。従ってチップLEDを用いることになりますが手持ちがありませんので止む無くテープLEDから基板ごと切り出すことにしました。チップLEDは特に半田付けの熱で壊れやすいので基板から外すことはしません。

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勿体無いがテープLEDからチップLEDを基板ごと切り出す


切り出した基板付のLEDは目玉クリップでくわえて放熱しながらリード線を半田付けします。今回使ったLEDは白色なのでクリヤーオレンジを塗って電球色っぽく化かしてあります。このオレンジの塗膜の厚みで光色がかなり変化します。塗料の食いつきは良くないので色味に納得いかない場合は剥がして塗り直せます。

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リード線を付けクリヤーオレンジを塗ったチップLED。このオレンジは濃すぎたのでこのあと薄く塗り直している

出来上がったLEDをライトケースに収めてLEDの極性に注意しながら配線を終えれば作業は完了です。

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ダイオードの位置には抵抗器を取付ける。LEDのリード線は余り物を使用したものの太過ぎて配線し辛かった。失敗失敗・・・。リード線は赤がアノードで黒がカソード。蛇足ながら動力はエンドウのトラクションモーターで耐久性に優れる。今でも注油程度のメンテで快調に走る

ずっとお飾りでかなり汚れっぽくなっていました。車体の各部を掃除して修理はお仕舞い。ポツポツと塗装が剥がれているところがありますがそっとしておきます。ここまでやったのだから室内灯を入れても良いのではと思ったのですが、それには難題があってあっさり断念しました。デッキの明りはどうするのさ・・・・って・・・・。

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埃を払い、そっと水拭き。結構キレイになった!! 8枚共 2016.5.3撮影
今月初の記事になりました。色々あってwebを疎かにしていましたが、今日は久々に鉄道模型に触りました。

来る子供の日に鉄道模型のとあるサークルにお誘いを頂いていまして、そちらが今年で9周年になるのでそれに因んで9で始まるぴったんこの形式か、或は「九州」の車両を持ってこいというお題が出ています。しかし、九州の鉄道にご縁がないことと、相も変わらずの怠け癖でお題は作れず仕舞い。ならば手持ちで何とかなるものはないかと探してみたら、1両だけ九州由来の車がありました。これからご紹介するマニ74 14というのがそれです。

マニ74は、所謂戦災復旧客車から改造された荷物車で、何しろ戦災で焼けたり壊れたりした車両の叩き直しなので、形態のバリエーションが非常に多いのが特徴と言えば特徴です。特にネタにするマニ74 14というのは窓配置に癖がありそれこそ唯一無二な存在でした。ずっと九州の早岐に所属したのですが、特徴ある1両であるがゆえに今回のお題に叶ってしまうという訳です。

模型の説明をすると、この戦災復旧車のシリーズはホビーモデルから発売されていたキットで、今は閉じられてしまった「はやぶさ模型」に在庫していた1両を買い求めたものです。他にもバリエーションがあったのですが、それらはとっくに売れてしまって偏屈な奴だけが残っていました。私が組み立てたのは2000年頃で、少し屋根を薄くし妻面に若干のディテールを加えた事以外は素組みのようなものです。車内には一応照明が入っていますが、LEDはまだまだ普及しない時代ですので、奇妙な構造で麦球を光らせています。

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もう一昔以上前、組み立てが終わったマニ74 14。妻面の手摺等を追加している 2000.10.29撮影

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塗装して以来カプラーを交換した位で殆ど補修もなく現在に至る。丸妻の前位側が手前

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こちらは切妻の後位側が手前。車掌室はこちら側になる

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車内はヘンテコな造作で麦球を点灯させている。台車にKATOのTR23を使ったので全輪集電にしてある

その状態で10余年、あちこちの運転会に持ち出していますので、どちらの皆様も既に飽きているものと思われ、今回も「またか・・・・」と言われるのが関の山なので、少しだけでも手は加えないといけないと美味しくないなと思い、やっつけ仕事でテールライトを点灯させる事にしました。今となっては麦球はないなとLEDにしました。使用したLEDは電子パーツでお馴染みの秋月電子でポチしたもので「超高輝度」ということでしたが、本当に「超」でテールライトには明るすぎるなんていう物ではなく、したがって非常識な高抵抗をかませています。

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LEDは秋月電子で調達したストックを使用。抵抗器は明るさを抑えるため33kΩというやたら抵抗値が高いモノを選択した

LEDの硬めの足をくねくねと曲げて空中配線し、一部にリン青銅板を使用して既存の室内灯配線に接触させています。当初は両エンドの点灯を考えましたが、スイッチを構成するのが面倒なので片側だけにしています。常識的には車掌台がある切妻側を編成端に組成するところですが、模型的には電車由来の丸妻を見せたいところで、従って丸妻側にLED仕込みました。

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半田付け適当、絶縁チューブも被せず空中配線して大丈夫?? 自分はいつもこんなものでOKな性格

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車体に仕込んだLED回路。リン青銅板の部分を床板側の既設の配線に接触させて回路を構成する。こののちLED後端を銀色塗料で遮光して出来上がり

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テールライトが光り、人を食ったような奇妙な表情に磨きがかかった様な気がする丸妻側 特筆なき画像は 2016.5.3撮影

やはり光るべきものが光るのは良いですね。
いよいよ来週に迫った京急鶴見市場駅が最寄りの「ゆうづる」で行われる「ゆうづる鉄道フェスタ」。本日2月21日は、そこで用いるHOレイアウトの試運転会に行ってきました。長年使って調子を落としていたポイントマシンを交換したため、レイアウトの試運転を行おうということで、持ち主の方よりのお声掛けを頂き参加したものですが、こちらもレイアウト未出走の3両をお試しで持ち込んでみました。購入したまま未整備のT堂のEF57は、先台車のバネが強すぎてデッキが持ち上がりカプラーが斜めになりしかも高くなって他車との連結がままならず、また、同じく買ったままのN社のマニ60は車輪の寸法がおかしくて脱線ばかり。残る1両のN社製のバージョン違いのマニ60は手を入れて脱線はしなくなったものの、まだ車体の制震が充分でなく引張力が働くと車体がふらふら揺れてみっともないという代物。いずれも札付きのワルで、折角レイアウトが快調なのに、これらを走らせると脱線や編成分離を繰り返して見苦しいことこの上なし。40年位前のHOってこんなものだったような気がしますが、懐かしむ心の余裕もなく仕舞いこみました。

全部が本番NGになりましたが、そうするとこちらは持ち込めるニューフェイスが有りません。レイアウトの設営と撤収以外はお役に立てそうにありません。

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HO車両、我が家のダメダメ御三家。運転障害のデパートは大盛況であえなく出走禁止!! 2016.2.21撮影
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