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2日続けて古い写真、しかもまた歴史は繰り返すような内容になりました。

たまたまスキャンを始めたのが1986年頃のネガでしたので2日続きで同じ頃になりますが、今日のネタは京成3600形の3628編成製造の頃です。
京成3600形というと両数も少なく地味な存在で、しかも先頭がT車であることから京急線ではお目に掛かる事もなく、我々京急サイドの趣味人にとっては大変に馴染みの薄い形式です。更に当時はT字ワンハンドルが有り得ない程異端だったので、恐らく新製時の回送を除いて、京急線には二度と来ることはあるまいと予想され、故になんだか撮影に気合が入ったものでした。
冒頭は東急車輌で製造され正門付近を入換中のひとコマです。今では絶対に撮れない撮影禁止場所ですが、当時は長閑なもので守衛さんとヨタ話をしながら小一時間うろうろ撮影していたものです。動力は東急車輌のDD11、奥には東急車輌名物の牽引車も見えています。

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DD11に牽かれて入換えられる京成3600形新造車 東急車輌正門にて モノクロ写真5枚は 1986.6撮影

そして3600形は従前の理由もあって京急線内を自走できない車両なので、それを京成線迄連れ帰る牽引車が必要になります。この時充てられたのは京成赤電の3100形3108編成でした。この頃は相互乗入といいながらも京成車が京急に来る運用は全く無かったので、こちらもこちらでなかなかのお祭りでした。

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品川に現れた珍客「オレンジ色の憎い奴」

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金沢八景2番線に到着後ZSTを経て4番線へと導かれた京成3100形3108編成。この後東急車輌に入っていった

そして夜、京成3600形は編成を分割し2回に分かれて3100形に牽かれ、京成線へと向かっていきました。

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回送1日目は成田寄りの3両を運ぶ。使ったフィルムはコダックのTRY-X。ISO400で通過する列車を撮ろうなどとはいくらなんでも冒険し過ぎ 京浜鶴見にて

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回送2日目はお顔が見えるのでやや丁寧に?? 品川にて

そんな3600形3628編成は、時を隔てて編成替えでバラバラにされてしまったものの、先頭車2両は魔改造のタネになり“ターボくん”と呼ばれるようになっていました。「ターボくんてつおいんだよね」というわけで、「二度と来ることはあるまい」と思われた京急に再び姿を見せることになりました。牽かれる車から牽く車に役割を変えて・・・・・・・。

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中間に取り込まれたとは言え“ターボくん”となった3621と3628号は牽引車として再び京急に足を運ぶ 金沢文庫にて 2010.2.1撮影
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